【人事担当者必見】就活生の37.4%が生成AIを活用 。Z世代の就活実態と採用活動のヒント【Z世代就活・仕事調査2025】

貴社の新卒採用施策は、本当にターゲットに届いているでしょうか?多くの企業がZ世代の価値観や就活実態を掴みきれず、採用施策が空振りしてしまうケースも少なくありません。 

Z世代・α世代のアンケート調査結果を発信する「アンケート分析ラボ」は、全国の20歳~25歳222人(就活経験者99人、社会人1~2年目123人)を対象に「就活‧就職‧仕事に関する調査」を実施しました。

今回は、この独自調査の結果を基に、Z世代の就活実態や生成AIの活用について読み解き、採用活動を成功に導くためのヒントをご紹介します。

【調査レポート完全版】Z世代就活生・社会人のリアル

就活生の3人に1人が生成AIを利用

まずは、Z世代の生成AI利用状況について見てみましょう。

「就職活動に生成AIを使用したことがある」と回答したのは、大学3・4年生の就活生で37.4%社会人1・2年目の正社員で13.0%となりました。現在の就活生は、現社会人の就活時に比べて生成AIの使用率が約3倍にのぼることがわかりました。

就職活動に限らず生成AIを使用したことがある割合も大学3・4年生の就活生の方が高く、生成AIがより身近なツールとして認識されていることが伺えます。

選考の初期段階は「AIとの戦い」になっている

次に、就職活動で生成AIを利用した方に対して、生成AIの利用目的について質問しました。

その結果、「ES(エントリーシート)校正・添削(54.7%)」に最も利用されており、次いで「ES(エントリーシート)作成(47.2%)」、「自己分析(45.3%)」となりました 。

就活で生成AIを利用している人の半数以上がESに生成AIを活用していることから、ESの文章力だけで候補者の基礎能力を評価することが、困難な時代になりつつあると言えます。

これからの選考では、面接など対話を通じて思考の深さを見抜く採用プロセスがより一層重要になるでしょう。

採用したい人材によって、アプローチを変える必要がある

最後に視点を変えて、Z世代の就職活動の情報源について見てみましょう。

就職活動における情報収集の方法は、現在の学生と若手社会人とで傾向が異なるようです。

大学3・4年生の就活生では「就活総合サイト・アプリ」の利用が55.6%と最も多く、次いで「業界説明会・企業説明会」(44.4%)、「企業の採用サイト」(43.4%)と続き、キャリア支援センターも3割の人が使っている結果となりました。

一方、社会人1・2年目の正社員の場合、最も活用したのは「企業の採用サイト」(43.1%)で、次いで「就活総合サイト・アプリ」(42.3%)となりました。

現在の就活生は、ウェブサイトやアプリで広く情報を集めつつも、情報収集の段階で説明会や大学のキャリア支援センターといった、信頼性の高い外部のサポートを活用して、情報を集めようとする傾向が強いと言えそうです。

調査レポートでは学生のキャリア志向を「安定志向」と「挑戦志向」に分類しさらに細かい分析を実施しています。例えば、挑戦志向の学生ほど「TikTok」や「生成AI」といったSNSや新しいツールを頼りにする傾向が見られました 。詳細は下記よりレポートをダウンロードください!

【調査レポート完全版】Z世代就活生・社会人のリアル

Z世代にとっての「理想の職場」やキャリア価値観などはこちらの記事でも解説しています。

まとめ

本記事では、Z世代の就活における「生成AIの活用」と「情報収集チャネルの変化」という2つの大きなトレンドを解説しました。

これらの変化を踏まえ、選考プロセス・戦略の見直しや情報発信チャネル、訴求情報の最適化などにお役立てください。

客観的なリサーチに基づいてターゲットを深く理解することで、採用やマーケティングの施策精度は格段に向上します。もし「自社のターゲット理解が曖昧かもしれない」「採用施策に効果があるか不安」と感じる場合は、リサーチの活用もおすすめです。

調査レポートダウンロード

グラフ付きのより詳しいミニレポートをご用意しておりますので、ご希望の方は、是非下記フォームよりダウンロードください。

調査データ詳細

SKYFLAGリサーチを用いたスマートフォンWeb調査

調査対象者:①⼤学3年もしくは4年の男⼥で、就職活動をしている/いた⼈、②社会⼈1年⽬もしくは2年⽬の男⼥で、現在働いている⼈

実施時期:2025/7/4(金)~7/11(金)

有効回答数:222サンプル

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