【3分でわかる】KPIとは?KGIとの違いや用語の意味を解説

KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)とは、企業や組織がその目標を達成するための進捗を測るために使用する具体的な指標です。KPIを活用することで、戦略的目標を具体的な数字で表し、組織のパフォーマンスを評価することができます。

本記事では、組織目標の達成に不可欠な「KPI」について解説します。

KPIとは何か?具体例は?

KPIとは日本語に訳すと「重要業績評価指標」という意味で、企業や組織が目標を達成するための進捗状況を測る具体的な指標のことを指します。たとえば「年間売上を20%増加させること」が目標の場合、売上につながる要素がKPIの項目となるため、「月間新規顧客数」「顧客リテンション率」「平均取引額」などが考えられます。

例)現在の月間新規顧客数が100人であれば、KPIとして120人を目標にする。

また、KPIを設定すると目標の達成度を数値で観察することができるため、改善点や成功要因を明確することにも役立ちます。

KPIに沿って目標を達成するためのアクションを定期的に評価することで、従業員がやるべき行動を明確に意識するようになります。他にもKPIを設定するとパフォーマンスの評価、問題の早期発見、モチベーション向上など多くのメリットを享受できます。

KGIとKPIとは何?

KPIに似た用語としてKGIというものがあります。KGI(Key Goal Indicator)とは日本語に訳すと、「重要目標達成指標」という意味で、最終的な目標(ゴール)である指標を指します。「今期の売上〇億円」のような形で定量的な数字で設定します。KPIとの関係性は、KGIを達成するためのKPIという図式で、最終目標を達成するために因数分解された各指標がKPIとなります。

KPIの設定方法と管理手順

KPIを設定するには、まずKGI(最終目標)を明確にし、その目標達成に必要な成功要因を特定します。次に、具体的で測定可能な指標を選定し、現状のベースラインを設定します。目標値とスケジュールを決め、データ収集方法を確立します。

最後に、定期的なモニタリングとレビューを行い、必要に応じてKPIやアクションを調整します。これにより、組織全体の進捗を効果的に管理できるようになります。

まとめ

KPI(重要業績評価指標)は、企業や組織が目標達成の進捗を測るための具体的な指標です。KPIを設定することで、目標達成度を数値で観察し、改善点や成功要因を明確にできます。KPIはの設定は目標達成に向けた行動を明確にし、パフォーマンス評価や問題の早期発見、モチベーション向上など多くのメリットを得られるため、積極的に活用しましょう。

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