ポイ活事情を徹底調査!物価高による『ポイ活』意識の変化とポイント利用シーン

2025年6月27日〜7月10日にかけて、全国15〜69歳の男女1,809名を対象に「ポイ活に関する調査」を実施しました。

前回は日常生活に溶け込むポイ活の実態をご紹介しましたが、今回はそのうち「共通ポイントを貯めることがポイ活だと認識し、1ヶ月以内に実施した」946名に対象を絞り、物価高がポイ活意識へ与える影響と、ポイントの具体的な利用シーンを分析します。

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まず、物価高によってポイ活への意識が変化したかを聞いたところ、「より意識するようになった」と回答した人は50.8%。「変わらない」は47.0%の結果となりました。

【性年代別】物価高によるポイ活意識の変化

性年代別では、ポイ活を「より意識するようになった」が女性15-29歳で78.2%、女性30代で61.8%と、若年層および30代女性で特に意識の高まりが顕著に。

男性50-60代では「より意識するようになった」が3割台、「変わらない」が6割前後で、物価高によるポイ活意識の変化が控えめな層となり、性別・年代によって大きな差が生じていることがわかります。

ポイントの主な使い道は“日常のお買物”が中心

ポイントの利用シーンは?

次に、貯めたポイントの利用シーンを見てみましょう。

最も多かったのは「日常で買物をするとき」が84.0%。食料品や日用品の価格上昇が続く中、日常的な出費を補う手段としてポイントを活用する傾向が強まっていると考えられます。

次いで「趣味の商品を買うとき」が31.1%、「普段の生活の中で少し贅沢をするとき」が25.6%と続き、節約だけではなく、“趣味”や“ちょっとした贅沢”のために使うケースも一定数存在します。

【性年代別】ポイントの利用シーンは?

性年代別の特徴をみると、利用シーンの特徴に違いが見えてきます。

男性30代は「エンタメサービスを利用するとき」が20.8%で、他の性年代に比べて高い割合。

女性30代は「普段の生活の中で少し贅沢をするとき」「趣味の商品を買うとき」がそれぞれ4割前後と、“生活を豊かにする”用途が多い一方、「予期せぬ出費があるとき」も4割を超え、いざという時に備える堅実な面も見られます。

女性40-50代では「日常で買物をするとき」が9割超と、日常消費への利用が高い結果となりました。

同じ“ポイントを使う”という行動でも、性別や年代によって利用シーンは異なり、それぞれのライフスタイルを反映していることが考えられます。

まとめ

今回の調査から、物価高がポイ活への意識を大きく押し上げていることが明らかになりました。特に女性15-29歳、女性30代では「より意識するようになった」割合が高く、意識の強まりがうかがえます。

一方で男性50-60代では変化が小さく、年代によって意識差が見られました。

また、貯めたポイントの主な使い道は 「日常で買物をするとき」が84.0%で圧倒的多数で、日常的な出費を補う活用が多い傾向にあります。

その中でも趣味や小さな贅沢に使う層も一定数存在し、性別・年代によってポイント利用の目的が大きく異なることも確認できました。

ポイ活は“節約の手段”にとどまらず、日々の暮らしに“ちょっとした豊かさ”をもたらす行動へと進化しつつあります。

調査レポートダウンロード

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調査データ詳細

Webアンケート調査

調査対象者:全国15〜69歳男女

実施時期:2025/6/27(金)〜2025/7/10(木)

有効回答数:1,809サンプル

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